

高齢化社会の到来に伴い、生活習慣病や動脈硬化を基盤とした病気が急増しております。当院では府中市に新病院を開院したのをきっかけに、循環器領域全体をカバーしようという方針から2004年4月から末梢血管外科が立ち上がりました。
当科で主に扱う疾患としては、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、閉塞性血栓血管炎(ビュルガー氏病、バージャー病)、急性動脈閉塞症、下肢静脈瘤、下肢静脈血栓症、下肢浮腫(リンパ浮腫)、透析シャントトラブルなどですが、いずれの疾患も循環器内科、心臓血管外科と緊密な連携をとりながら診察、治療を行っております。診察時にはフィリップス社の最新鋭の超音波診断装置iU-22を駆使し、血管病変を患者さまに提示しながら診断、治療方針を決定してゆきます。また当院では動脈硬化度判定やドプラ血流測定、MRI、CTを用いた血管撮影は原則すべて日帰りで行います。
腹部大動脈瘤や急性動脈閉塞症などの一部の疾患を除き、末梢血管外科で扱う疾患は慢性疾患が多く、直接生命にかかわらなくても患者さまのQOL(生活の質)を低下させる疾患が多いことが特徴です。治療方針につきましては、納得のいく、十分な説明を行った上で決定していきたいと考えております。
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