近年の高齢化や食生活の欧米化等により、動脈硬化のために徐々に動脈が閉塞する閉塞性動脈硬化症が増えてきています。高齢、喫煙、高血圧、糖尿病、高脂血症などが危険因子です。初期には冷感、しびれ感などを自覚することもありますが、最も多い主訴は間歇性跛行(一定距離を歩くとふくらはぎや臀部が痛む)です。進行すると安静時痛や潰瘍、壊死に陥ります。治療については薬物治療、カテーテル治療、外科的治療などがありますが、「下肢閉塞性動脈硬化症の診断・治療方針」(TASC)等のエビデンスに基づいて循環器内科と協力しながら行います。