

- いびきがひどい
- いびきの途中で、息が止まっている
- 夜間に寝ているのに、朝の目覚めが悪い
- 睡眠中に何度も目が覚める
- 日中の眠気が強い
- 治療しているのに高血圧がなかなかよくならない
こんな症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS:SleepApneaSyndrome)の可能性が疑われます。睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まることが何度もあり、身体が十分な睡眠を取れていない状態のことです。睡眠中の自覚症状が少なくても、朝または日中に症状が現われることもあります。睡眠時無呼吸症候群はただ睡眠が不十分で眠気が出るだけではなく、高血圧、心筋梗塞、脳血管障害、突然死、心不全や不整脈などの 循環疾患を増加させるといわれています。よって近年、循環器疾患の治療においては同時に対応しなくてはならない疾患でもあります。
当院では2005年6月より、循環器疾患における睡眠時無呼吸症候群の専門外来を開設しています。いびきや眠気がある患者さんや、高血圧や心不全の患者様など睡眠時無呼吸症候群が強く関与している疾患の患者さまに対してスクリーニング検査(簡易検査)、入院精査、治療導入を行っております。まずは外来で診察を行い、自宅でできる簡易検査を行います。SASが強く疑われた場合、当院にて一泊二日の入院検査を行います。後日外来で結果説明と治療導入を行うという流れです。一般的な治療は、持続陽圧呼吸(CPAP:ContinuousPositiveAirwayPressure(シーパップ))療法と呼ばれ、小型の呼吸補助装置を自宅での睡眠時に用いるだけです。
睡眠時無呼吸症候群をもつ多くの患者さんがCPAP療法を導入してから、朝の目覚めがよくなり日中の眠気がとれた方が多く、なかには『人生が変わった』という方もいるくらいです。ご自身で、睡眠時無呼吸症候群かもしれないと思われた方は、主治医または直接当院の外来予約に、お気軽にご相談ください。
簡易検査
自宅で行う検査です。呼吸、血中酸素飽和度、胸郭運動、体位のモニターし、主に睡眠中の呼吸運動を調べます。
入院検査
簡易検査のモニターに加え、脳波、心電図、筋電図などが加わり、睡眠中の呼吸運動のほか、睡眠の質などを調べることができます。
治療
持続陽圧呼吸療法(CPAP)
鼻につけたマスクへ呼吸にあわせた圧で空気が送り込まれることにより、狭くなった気道を広げ、無呼吸を起こさなくする治療です。
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